「Louis Vuitton」2022年春夏新作がまもなくリリース!──GQエディターが選ぶルイ・ヴィトンのベスト・バイ
ルイ・ヴィトンの2022年春夏の展示会が開催された。GQエディターが気になった「買い!」はこれだ!
新シーズンがはじまる
1月13日、東京・青山でルイ・ヴィトンの2022年春夏の展示会が開催された。『GQ JAPAN』のエディターが参加し、新作をくまなくチェックした。こんかいのコレクションは「AMEN BREAK」と題されたムービー形式で公開された。白樺の林や「第七回国際大会」と書かれた空間など、日本のカルチャーにインスピレーションを受けたモチーフが多くみられた。各界の著名クリエーターから故ヴァージル・アブローに寄せられた『GQ JAPAN』の連載企画「ヴァージルへの手紙」もあわせてチェックしよう。
さて、GQエディターが気になったものは──?
ゲームシャツ
「今季のルイ・ヴィトンのコレクションピースの中では、スケーターブランドの定番アイテム、フットボールのゲームシャツをモチーフにしたアイテムが気になった。もう少し若ければ、この夏はオーバーサイズのゲームシャツに膝上ショーツ、バッシュをあわせてアクセル・ローズみたいな格好ができたなぁと、思いました。ヴァージル・アブロー・アーカイヴとして、ずっと残ってほしいアイテムのひとつです」(高杉賢太郎、ファッション・エディター)
シューズ&キーポル
「悲しいかな、ヴァージル・アブローによるコレクションのラスト2(2022年1月20日に、ヴァージルの息がかかった最後のファッションショー「2022年秋冬メンズ」がある)。だからこそ、もっともヴァージルらしいルイ・ヴィトンを選んでみた。それはずばり、スニーカー。なかでもこの1足は、スケートシューズがベースで、激しくもクールにモノグラムのイリュージョンを魅せてくれる。スーツスタイルで靴&鞄の色を合わせるように、ストリートスタイルでスニーカー&バッグの色柄を合わせても面白い? そんなファッションの冒険のチケットを、ヴァージルよ、いつもありがとう」(森口德昭、エディター)
ルイ・ヴィトン シティ・ガイド
「現在、30都市をカバーしている『ルイ・ヴィトン シティ・ガイド』から、限定ボックスが誕生した。上海、ローマ、東京など世界15都市のガイドとノートが同梱され、ラッカー塗装された木箱に入った贅沢な仕様になっている。まるでエリーブルーのヒュミドールのような丁寧な作りで色合いも鮮やかだ。家にあってももちろん素敵だが、旅先のホテルの部屋にさりげなく置いてあったら、そのホテルのことがもっと好きになるな、と思った」(岩田桂視、エディター)
ヴァーティカル・ボックストランク
「NIGOさんとコラボした2020年のソフトトランクも良かったのだが、小ぶり&シンプルに振ったこちらのデザインが気分。メゾンのアイコニックなトランクが着想源ということもあって伝統のコードを守りながらも、コーナー部分を補強するプレートは光沢のあるメタル素材にするなど、控えめなアクセントが良い。サイズはW15.5×H22×D7.5cm。滑らかなレザーはエレガントな印象で、見た目よりも軽いのがとにかく◎。そして上部の持ち手はさすがの剛性感。ここにもLVクオリティを感じる。斜めがけしても良し、持っても良し。合わせるファッションを選ばない万能性も魅力だ」(神谷 晃、ライフスタイル・エディター)
サングラス
「今回のヴァージルのコレクションのなかで、ランウェイで使われていたサングラスではなく、このアイウェアのほうが個人的にぐっときました。スパイク・リーが世に出はじめたころや、写真集『Back in the Days』、そしてア・トライブ・コールド・クエスト全盛期に見られる80〜90年代のブラック・カルチャーを今日らしくモダナイズしたかのようなニュアンスですね。レンズをよく見ると薄い色が入っているのもそれらしいなと思いました」(新堀哲、『GQ JAPAN』ヘッド・オブ・エディトリアル・コンテント)
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2022年の春に向けて、女性の心をときめかせてくれるような新作バッグが人気ブランドから登場する。新生活を迎える人には通勤・通学にも使えるようなトートを、春の軽やかおしゃれを楽しみたい人にはトレンドのミニバッグを……自分好みのバッグを見つけて2022年の春ファッションを思う存分楽しんでみては。