ブルガリ オクト フィニッシモ クロノグラフGMT オートマティック SAP103068

ブルガリ オクト フィニッシモ クロノグラフGMT オートマティック SAP103068

Ref.:SAP103068
ケース径:42.0mm
ケース厚:6.9mm
ケース素材:サンドブラスト加工のチタン製
ストラップ:チタニウム、チタニウム製フォールディングクラスプ
防水性:30m
ムーブメント:自動巻き、クロノグラフ、Cal.BVL 318(マニュファクチュール)、55時間パワーリザーブ、毎時28,800振動
仕様:時・分・スモールセコンド表示、チタン製ダイアル、ブラックPVDプレート針、セラミックを施したチタン製リューズ、コート ド ジュネーブ

確固とした存在となったコレクションの「オクト」の2019年版は現代的なデザイン、技術的革新、マイクロメカニカルな複雑性、ハイテク素材の使用などを際立たせる新しい側面を提供しています。 5度目の世界記録を樹立した「オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT オートマティック」は、ブルガリの高度な専門技術の証です。

クラシックなクロノグラフ機能を表示するマニュファクチュールムーブメントとともに、 9時の位置にあるボタンで現地時間(ローカルタイム)をセットすることができるGMT機能も搭載しています。出発地の時間(ホームタイム)は3時の位置にあるサブカウンターが示し、昼夜のわかる24時間表示です。クロノグラフのミニッツカウンターは6時の位置にスモールセコンドカウンターは9時の位置に配置されています。この見事な逸品はペリフェラルローターによる自動巻きです。

ブルガリ・スタイルは、常に予想を超えています。一世紀以上にわたり、ブルガリのデザインは更なる極みを追求して参りました。恐れを知らないデザインで新しい領域に果敢に挑み、より大胆に、より美しく、より崇高に絶えず挑戦を続けてきたのです。本年度もこのスピリットを携えたタイムピースで体現し、スイスウォッチメーキングの常識を覆す新しいルネッサンスの最前線に立ち、新作を発表するたびに現代ウォッチの常識を更新し続けています。

フランク ミュラー ヴァンガード ヨッティング アンカー スケルトン V45S6PRSQTANCREFMYACHT 5N

フランク ミュラー ヴァンガード ヨッティング アンカー スケルトン V45S6PRSQTANCREFMYACHT 5N

Ref.:V45S6PRSQTANCREFMYACHT 5N
ケース径:53.70×44.00mm
ケース厚:12.65mm
ケース素材:18Kピンクゴールド
ストラップ:クロコダイル×ラバー
防水性:日常生活防水
ムーブメント:手巻き、約7日間パワーリザーブ、毎時18,000振動
仕様:時、分、6時位置にスモールセコンド

ダイナミックなヴァンガード コレクションから「ヴァンガード ヨッティング アンカー スケルトン」が登場。高度な技術と細部に宿した造形美が見事に共鳴し、華やかな航海の世界観をもって楽しませる腕時計です。爽快な海を想起させる深いブルーやダイアルに施されたウィンドディレクション、6時位置に設置した羅針盤を象徴するスモールセコンドなど、繊細なディテールのひとつひとつが融合し、洋上の至極のひとときを演出しました。

 構造的かつ幾何学的なオープンワークのブリッジは、海底に沈む重厚感を漂わせる「錨いかり」からインスピレーションを得てデザインとして採用されました。手作業による完璧な研磨を施され、時計愛好家がその機構を永遠に眺め続けられるよう設計されています。複雑機構の創造へ向けられた情熱や細部までこだわり抜かれた個性あふれるディテールから、完璧に調和のとれたマニュファクチャーの芸術心を投影するに相応しい新しいタイムピースの誕生です。

オメガ スピードマスター コーアクシャル CAL.9300 リューズ周りの使いにくさは覚悟が必要

オメガ スピードマスター コーアクシャル CAL.9300 リューズ周りの使いにくさは覚悟が必要

さて、今回の記事は前回に引き続き、オメガの新世代スピードマスター、コーアクシャル・Cal.9300の最終回です。

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外装の質が格段の進化を遂げ、内部の機械も新技術をふんだんに盛り込んでいる最近のオメガですが、実際に使ってみるとどうなのか・・・

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実際に触ってみると、かなりのユーザー・アンフレンドリー。 お世辞にも使い易い時計とは言えません。

まず、リューズはねじ込み式ではないので、そのままリューズを回してゼンマイを巻き上げていくのですが、これまたやりにくい・・・。

基本的に手応えがむちゃくちゃ固いですし・・・

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文字盤周辺を囲っている「ベゼル」という部分、正面から見ると数字インデックスが沢山表記されている部分ですが、それが横へとかなり出っ張っているので、それがリューズを回す指に干渉してくるんですよね。

固いし回しにくい・・・僕はもう、この時点でアウトです。

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そしてリューズを一段引き出し、そこから回すと短針が1時間刻みで動き始めます。

この引き出す動作がまたやりにくいこと!! 固いしベゼルが邪魔をするし、リューズも形状的にサイドが一直線の円筒なので、引き出すために爪を引っ掛けるきっかけがなかなかつかめません。

結局時計ケース本体とリューズ下部のわずかな隙間に爪を突っ込んで引っ張るしかないのですが、これまた固いのでやりにくいのです。

日付表示切り替えのシステムにしても、短針を2回転(つまり24時間回転)させて1日切り替わるやり方・・・

海外に行く時は時差調整を1時間単位でできるので便利でしょうが、そんなにみんながみんな、海外にいつも行っているのでしょうか?(笑)

普通に日付を単体でスパッ、スパッと変えることができる機構に比べるとかったるいように思えます。

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そして、リューズをもう一段引き出し、それからリューズを回すと長針が動き始めます。 時刻調整ですね。

リューズを引き出した瞬間に秒針は静止します。 ハック機能が付いているんですね。

スピードマスター・プロフェッショナルに搭載されているレマニアにはハック機能が付いていません。 なので、それと比べると便利といえば便利なのですが・・・

ジラール・ペルゴ GP7000 クロノグラフ 要注意ポイントは鏡面仕上げのベゼル

ジラール・ペルゴ GP7000 クロノグラフ 要注意ポイントは鏡面仕上げのベゼル

さて、今回の「時紡ぎ」は前回に引き続き、ジラール・ペルゴ GP7000 クロノグラフです!!

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ちょっと遊んで崩したイタリアンセンス爆発のクロノグラフですが、実際に使ってみるとどうなのか・・・

ジラール・ペルゴは現在、一応自社でムーブメントを生産している会社なのですが・・・

gp7000

(ネット上より画像を拝借しています)

このGP7000に搭載されているムーブメントは市販ムーブメント的なETA2892-A2にデュボア・デプラ社のクロノグラフモジュール2021を追加した、いわゆる「二階建てムーブメント」です。

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厚さはおよそ6.9mm、同じく文字盤上の積算計が縦に並んでいる「縦目クロノグラフ」によく使われるETA7750の厚さが7.8mmですから、それと比べるとまだ厚みが抑えられています。

そのせいか、ETA7750を搭載している他のクロノグラフと比べると、少しケース本体が薄いかな・・・という気がします。 着け心地はまあまあ悪くないんですよね。

でも・・・

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気になるのが鏡面仕上げを施されたベゼルの傷です。 鏡面処理がなされている部分はどうしても傷が目立つのは仕方ないのですが、時計本体の機械的な価値よりもやはりデザイン性を楽しむ時計なので、少し気になります。

もうとうの昔に生産が終わっている時計なので、購入するとしたら中古品を購入するしかありません。

となると・・・やはりベゼルに傷が付いている可能性は高いのですが、ベゼルにはタキメーターの数字インデックスが彫り込んであるので、これを消さずに研磨するとなるとなかなかの作業です。

結果として、数字の彫り込みが薄くなっていたり、ベゼルの傷が残っている個体も存在しているのです。

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ただ、僕の場合はメタルポリッシュクロスというもので毎晩根気よく磨き続け、結果としてあまり気にならないくらいにしました(笑)

これは結構綺麗になります。 しかも布で磨くだけなので、タキメーターの数字はそのままくっきりと残っています。

もちろん、むちゃくちゃやりすぎると研磨していることに違いはないので、数字が浅くなるかもしれませんが、普通に磨いているだけならば目立つ傷はほとんど取れて、しかも彫り込まれた数字はしっかりと残ると思います。

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普通に時計を見るとこのようにかなり綺麗になってますので、それほど気にならないと思います。

こういう作業でさらに時計に愛着を抱けばしめたものです。